土地改良区とは

 土地改良区は、農業水利施設(ダム・水路)などの建設、管理、農地の整備などいわゆる土地改良事業を実施することを目的として土地改良法に基づいて設立される農業者の組織です。
 制度的には建設事業と施設管理を一元的に実施する団体として位置づけられているが、最近は農業水利施設の管理団体としての性格が強くなってます。
 事業実施に当たって農業者の同意を得ることとなり、また、事業費について一定に受益負担を伴う他、土地改良区の運営費は原則として組合員の負担により賄われることとなっています。
 

沖縄南部土地改良区 概要

●設立 平成7年8月14日
 
 

事業の概要

沖縄本島南部は、糸満市・八重瀬町(旧具志頭村)の約1.352ha(組合員4.175人)の畑に対し地下ダムを主要水源として畑地かんがいを行なうものです。当土地改良区は、これらの畑地かんがいにかかる国及び県営事業などにより造成された施設の維持管理を行っています。
 
地域名 受益面積(ha) 受益農家(人)
糸満市 1,051 3,237
八重瀬町 301 938
1,352 4,175
 

主な管理施設

 
事業団体 事業内容
国営 地下ダム 2ヶ所
取水施設 6ヶ所
揚水機場 2ヶ所
ファームポンド 3ヶ所
加圧機場 2ヶ所
水管理施設 1ヶ所
用水路 42km
県営 未消畑地 1.352ha
団体営 かんがい施設
 

沖縄本島南部土地改良区
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